なぜ、私は「対話」を仕事の起点にしているのか
「正解を教えてください」
仕事をしていると、この言葉を耳にすることがあります。
「何をすれば売上が伸びますか。」
「AIは何を導入すればいいですか。」
「マーケティングはどう進めればいいですか。」
もちろん、私にも経験がありますし、これまでの知識や事例からお伝えできることはたくさんあります。
それでも、私はすぐに答えをお伝えすることはありません。
まず、お話を伺います。
なぜなら、本当に必要なのは「正解」ではなく、「その会社にとっての答え」だからです。
同じ課題は、一つとしてありません
長く営業やマーケティングに携わってきました。
多くの企業を訪問し、経営者や現場の方々と対話を重ねてきました。
その中で強く感じたことがあります。
同じように見える課題でも、その背景はまったく違うということです。
売上が伸びない理由。
営業が機能しない理由。
AIが活用されない理由。
どれも表面的には似ています。
しかし、その背景には、
- 経営者の想い
- 組織の文化
- 会社の歴史
- 市場環境
- 現場の悩み
が複雑に重なっています。
だから私は、最初に答えを出すことよりも、その背景を理解することを大切にしています。
花が教えてくれたこと
私は花の仕事にも携わっています。
花は、とても正直です。
同じ種類でも、一輪ごとに表情が違います。
だから、決まった形に当てはめることはできません。
その花が一番美しく見える位置を探しながら、
何を残すのか。
何を引くのか。
どこに余白をつくるのか。
を考えます。
私は、この感覚が経営にもよく似ていると思っています。
企業にも、それぞれの個性があります。
外から正解を持ち込むのではなく、その会社が本来持っている良さを引き出すこと。
そのためには、まず理解することが必要です。
AIも、同じです
最近は生成AIについて相談を受ける機会が増えました。
「ChatGPTを導入したい。」
「AIエージェントを作りたい。」
もちろん、技術の話はできます。
しかし、私が最初に聞くのは別のことです。
「何を変えたいのですか。」
「その仕事で、一番困っていることは何ですか。」
AIは目的ではありません。
経営や仕事を良くするための手段です。
だからこそ、AIの話をする前に、対話が必要なのです。
FtheCotという名前に込めた想い
FtheCotは、何か一つの専門分野だけを扱う会社ではありません。
経営。
マーケティング。
営業。
AI。
ブランド。
そして花。
一見すると関係のないように見える経験ですが、私の中では一本の線でつながっています。
その線の中心にあるのが、「対話」です。
対話によって本質を見つける。
本質が見えれば、次の一歩が見えてきます。
最後に
もし、今すぐ答えが欲しいのであれば、私ではない方が良いかもしれません。
けれど、
「何から考えればいいのか分からない。」
「課題はあるけれど整理できていない。」
「一緒に考えてほしい。」
そう思われたなら、ぜひ一度お話ししましょう。
私は答えを押し付けるのではなく、一緒に考えるところから始めたいと思っています。
それが、FtheCotの仕事です。
編集後記
このJournalは、最新のニュースを追いかける場所ではありません。
私自身が日々の仕事や対話の中で考えたことを、少しずつ記録していく場所です。
マーケティングやAIだけでなく、経営、ブランド、そして花から学んだことも含めて、「考え続けることが価値になる」という信念のもとに発信していきます。
一緒に考えてみませんか。
課題がまだ整理できていなくても大丈夫です。
まずは対話から始めましょう。